看護師国家試験の科目の内容



看護師国家試験の対象科目は10科目あります。各科目の内容とは以下の通りです。

①人体の構造と機能


人体の構造とそれに関する機能を答える科目です。暗記しなければならない内容がかなりの量になります。

②疾病の成り立ちと回復の促進


健康から疾病に至る変化のプロセス、疾病がもたらす身体内部の変化、疾病の特性についての理解が問われます。病理学、治療学、薬理学といった、幅広い知識が必要になります。

③社会保障制度と生活者の健康


社会保障や社会福祉、公衆衛生などについて、内容や制度、関連する法律の理解を問う分野です。「用語=意味・制度」という関係をしっかりと理解すれば、点数を取ることができます。

④基礎看護学


看護の基本的概念や、基本的看護技術、保険・医療・福祉の中での看護の役割についての理解を問う分野です。出題が多く正答率が高めなので、どの問題も落とさないよう重要事項をしっかりおさえておくことが必要です。

⑤在宅看護論


在宅看護の特徴と、在宅療養者および家族、在宅での看護実践についての理解を問う分野です。過去問題を中心に学習することでかなりの対策ができますが、点数を落とす傾向がある社会保障制度については重要ポイントを確実に抑える必要があります。

⑥成人看護学


成人の生活と健康、成人看護の基本的アプローチ、機能障害のある成人への看護実践についての理解を問います。国家試験の中で最も出題数が多く、広い範囲をまんべんなく学習する必要があります。

⑦老年看護学


高齢者の特徴や、特有の疾患、加齢による変化や高齢者を取り巻く社会環境、法整備についての理解を問います。点数が取りやすく、その分他の人との点差につながりやすい科目です。

⑧小児看護学


子供の成長・発達と健康増進のための看護実践、および、健康障害のある子供が生活・療養するための看護実践についての理解を問います。健康な小児の成長・発達、小児看護特有の看護技術、小児でよくみられる疾患などが頻出の内容です。

⑨母性看護学


「母親」や「女性」、「子供」に関する内容の理解が問われます。思春期、成人期、更年期の特徴や、正常な妊娠・分娩、妊娠に関する疾患や新生児などに関する問題が出題されます。

⑩精神看護学


神経症やストレス関連性疾患、メンタルヘルスに関する問題が出題されています。精神症状を表す言葉と薬理学について、確実に抑える必要があります。

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